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「住宅(家庭)の防災対策
(住まいの安全・耐震化のすすめ)」
間違いだらけの防災対策(優先順位は?)
地震防災対策は?と聞くと、たいていの人が「非常食料と非常用飲料水を用意しています」と答えます。それはそれで大切なことですが、阪神・淡路大震災で6432人が犠牲になりましたが、水や食料が不足して死んだ人は一人もいません。亡くなった人の約80%が建物や家具の下敷きになった圧死といわれています。防災対策の優先順位は、まず家や室内を安全にすることなのです。
■大災害時は住民全員が避難するは場所はない
阪神大震災でも、応急の避難所となった学校などに収容できたのは、被災者の12%でしかありません。残りの88%の人たちは、電気・水道・ガス・電話が途絶えた自分の家で暮らさなければなりませんでした。マイカーや公園、グラウンドで不安な夜を過ごした人もいます。
どこの市町村でも収容能力はせいぜい10〜15%でしかありません。従って、自分の家をシェルターにしなければ路頭に迷うことになるのです。そして、備蓄しておいた水、食糧で生きのびる事を考えなければなりません。他力本願でなく事前に準備をして災害を迎え撃つ姿勢が大切です。
避難所を利用せざるを得ない人
@火災・津波・崖崩れなどの恐れがあり、危険な住民
A避難命令、避難勧告が出された地区の住民
B家が壊れたり燃えたりして住むことができなかったり、余震で壊れる恐れのある家の住民
C通過中・訪問中で居住する所がなく、一時避難する人
■取りあえず安全地域へ
とりあえず安全地域にいる親戚へ行きましょう。そこには水も電気も普通の暮らしもあります。余震におびえることもありません。病院もあります。
全ての安全は事前対策で決まります。不安列島に住む以上、そこに住むための努力が必要なのです。治にいて乱を忘れずの言葉があります。普段から向こう三軒両隣のコミュニティづくりも忘れてはなりません。災害時、遠くの親戚より近くの他人の協力こそ大事なのです。
水や食料の備蓄はもとより、我が家の耐震診断、耐震補強、家の中の家具や電化製品の転倒防止対策、ガラス飛散防止フィルムの貼付などと共に、家族の連絡方法(災害伝言ダイヤル171)など誰にでもできるところから始めて欲しいのです。
【参考】防災システム研究所H P
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